尿膜管遺残症になった時の話~精密検査・入院・手術・完治編②~

こんにちは、リンメイド06です。

前回のブログに引き続き、「尿膜管遺残症」になった時のお話をしたいと思います。

 

婦人科の検査を終え、卵巣の腫れに関してはひと段落し、問題が2つから1つになったことで、前向きに手術と向き合う気持ちを持ち始めていました。

 

秋、外科で最初の診察

おへその炎症はすっかり治まり、痛みもない状態でしたが、手術の必要性について相談するため、紹介状と一つ目の病院で撮ったCT画像を持って、新しい病院に行くことにしました。

 

新しい先生は、とても話しやすく、じっくり相談に乗ってもらう事が出来ました。

 

すぐにすぐ手術は必要ないのではないか、手術をするとしても腹腔鏡ではなく、数センチほど切って手術という一つ目の病院の先生とは少し違う意見でしたが、再発やがん化が怖かったのと、この先生なら頑張ろうと思えてきて、急ぎではないものの、時期を見て手術を受けようと思いました。

 

冬、手術を決意し、再受診・さまざまな検査

最初の受診から数カ月たった、2月頃になり、「手術を受けたいなと思いまして、、」と再度受診し、手術前のさまざまな検査が日を分けて行われました。

 

のどと鼻の奥の粘膜採取 

この検査はほんの数秒で終わる検査で、綿棒のようなもので鼻の奥とのどの粘膜をとられるような検査をしました。

 

昔のインフルエンザの検査や、コロナの検査に少し似ているかなと思います。

のどの奥は苦しそうで、気持ち悪くなったら嫌だなと思っていたのですが、意外に辛くなく、鼻の奥に入れられた痛みだけが印象に残っています。

 

CT造影剤検査

1か所目の病院で受けたCT検査は、造影剤を入れずに検査したので、何の苦痛もなかったのですが、造影剤を入れることで、画像が鮮明に見えるらしく、検査を受けることになりました。

 

検査の前に造影剤によって起こる可能性のある副作用などについて、説明を受け、同意書にサインしました。

 

体が熱く感じる事はよくあるそうですが、その他の副作用は起こる可能性はあまり高くないようだったのですが、私の場合は体が熱くなる以外に、軽いのどと目のかゆみ・充血が起こりました。

 

検査直後は、多少の違和感程度だったのですが、帰りの車で目が真っ赤に充血していてアレルギーを起こしてしまったんだと思いました。

 

その時は、そのまま帰ってしまいましたが、本当は少しの違和感を感じた検査の時点で、看護師さんに話して治療するべきだったと思います。

 

MRI検査

この検査は、この時生まれて初めて受けることになったので、とても不安だったのですが、大丈夫でした。

 

この検査は、寒さと、音、狭さ、時間の長さが印象に残っています。

病院によるのかもしれませんが、まず検査室が寒かったです。

 

長い筒のような中に入って検査をするので、狭いところが苦手な方は苦痛を感じるかもしれませんが、上と下は抜けているのと、私が検査を受けた病院では頭上にスクリーンがあって、目元についている鏡越しにスクリーンに映った映像を観ていることが出来ました。

 

海の中の魚が泳いでいる映像で、少し気持ちが落ち着きました。

何かあったら押せるボタンも握って入ります。

 

音は、3種類くらいの音・リズムが数分ごとに変化して、ブザーのような音がしていました。

ビー、ビー、ビーという音や、ビビ!ビビ!ビビ!という音も・・・

 

他の病院でMRI検査を受けた人は、フライパン同士を叩きつけるような音で頭が痛くなったという話も聞いていたのですが、また違っていたので、病院によってなのか、時代によるものなのか、、、

あと、時間が少し長めで20分程かかったと思います。

 

他には、こんな検査もしました。

  • 血液検査
  • 肺活量の検査
  • 心臓のエコー検査など

 

春、入院・手術

次いつ再発するかわからないものの、一旦は尿膜管の炎症が治まっていて、急ぎではなかったので、半年ほどたった春に入院して、手術を受けることになりました。

 

発症から手術を受けるまでの半年の間、おへその痛みはないものの、いつも気がかりだったせいか、仕事で指先が少し欠けるような怪我をしてしまったり、疲れから免疫力が落ちて、体調を崩すことが多く、気がかりなことは先延ばしにするものではないなと思いました。

 

入院初日は午後から病棟に入りました。

事前に図書館で雑誌や美ボディを目指す本などを借りて、入院中に読もうと思い、沢山持っていきました。

 

実際に楽しめたのは手術前の入院初日だけでしたが、入院してみると普段は行きたいところに自由に行けて、体も元気で幸せなんだな~とつくづく思いました。

 

初日は特別なことはなく、主治医の先生の他に、麻酔科医の先生や薬剤師さんなどいろいろな方が病室に来て、手術の説明などがあり、錠剤のの下剤を飲んだり、夕食を食べて、翌日の手術に控えて休みました。

 

手術

手術当日は点滴をしたり、何のためか忘れてしまいましたが、筋肉注射をしたりして、ベッドのまま手術室に運ばれました。

 

手術室は想像とは違って、スタッフの人たちがすごく明るく、ミスターチルドレンの音楽も流れていて、今から手術を受けるとは思えなかったのを覚えています。

 

全身麻酔を点滴から入れる前に、気持ち悪くなる事が怖いと話し、吐き気止めを入れてもらったおかげか、術後も気持ち悪くなることはありませんでした。

 

全身麻酔を入れた瞬間は、少しむせてしましましたが、ストンと眠ってしまって、40分ほどの手術でしたが、ビクッとなって起きた時には手術は終わっていました。

 

3センチほど切る開腹手術でしたが、起きた時には傷が痛いということはすぐに実感しました。

 

しばらくぼーっとして、眠いながら、むくみ防止のためで着圧ソックスを履かされていて、、、

5秒刻みくらいで圧迫したり、ゆるんだりするマッサージ機に足がはまっているし、口には酸素マスクをつけていて、仕方ない事だけど、色々と鬱陶しかったです。(笑)

 

のどはこの時点で痰が絡むというかイガイガしていたのでそれも気になっていました。

 

手術当日は点滴から栄養を入れていたので、朝になるまでひたすら横になっていました。

 

点滴のせいなのかトイレは近くて、私の場合は尿道カテーテルなどは入れずに、トイレに行きたくなったら、ナースコールで持ち運びトイレを持ってきてもらい、ベッドの横でトイレをしました。

ベッドから起き上がるのも痛くて、痛くて、、、カロナールで何とか痛みをしのいでいました。

 

それでも、一日、一日、日を追うごとに痛みの治まってきて、朝痛くて出来なかったことが、その日の夕方に出来るようになっていたり、明日はもっと楽になっているかもという希望が感じれたのが救いでした。

 

手術の後は、しょうがないみたいですが、数日は熱も出ていました。

熱のせいで体がだるいという感覚はあまりありませんでした。

 

退院後

退院後の回復はスムーズで、日に日に痛みも治まり、1~2週間で会社にも復帰することが出来ました。

 

全身麻酔の気道挿管で、のどを少し傷つけてしまうためか、しばらくの間、咳がかゆくてむせる事がしばらくの間続き、咳をすると、手術の傷に響くので、それが怖くて、

リハビリで散歩をするときも、むせないように常に飲み物を持ち歩いていました。

 

パン屋で働いていたので、力仕事も多くありましたが、特に支障なく、傷口の予後は順調でしたが、入院生活と手術でかなり不安な気持ちになったことで、退院後もメンタルがなかなか回復せず、そこが一番辛かったです。

 

食欲が落ちたり、些細なことで不安を感じやすくなったり、そのことで動悸がしたり、手術前の方が元気だったなあと思う事がありました。

 

普段かかることのない負担が体にかかっているので、それはしょうがないよなと思いながら、1年程過ごしました。

 

現在

5年程経った今まで特に問題なく過ごしています。

おへその掃除もしやすくなって、もちろん再発することもありません。

完治するまで、色々なことがありましたが、再発の恐怖やがん化の心配など、気がかりなことが無くなったので、やっぱり手術してよかったと思います。